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先輩の声・体験談

Engineeringの名門

University of Michigan 大学院に合格 小栗直己さん


☆プロフィール 小栗 直己さん
2015年12月Engineeringの名門である、アメリカ University of Michigan の大学院に合格。 群馬大学工学部出身。専門は化学・材料工学。 好きな言葉は "Done is better than perfect" 今までで最も好きな本は”エッセンシャル思考/グレッグ・マキューン”

藁にもすがる思いで連絡した


と、小栗さんが梅田にコンタクトを取った時を振り返ってくれた。


インターネットで見つけた梅田さんのサイトがよくまとまっていて、教材も質が高いものなのではないかと予想し、メールでコンタクトを取った。

英語学習へのモチベーションを失っていた時期だったので、藁にもすがる思いで連絡した。



留学したいと思ったきっかけは何ですか?


大学1年の頃の英語の先生(日本人)がアメリカでPh.Dを取得していて、ネットで調べてみて、その教育システムに惹かれたのが最初。

ポジティブな目的

・自分の専門分野で最も優れた結果を残している国や大学で学びたいというモチベーション

・世界規模で考えると、専門分野で活躍しようと思うとPh.Dがないと話にならない

・卒業後はベンチャー企業や起業など、ビジネスの世界で生きていきたいという思いがあり、日本より成熟したシステムを持っているアメリカで学生のうちから学びたいと思った

・他国で学位を取得する過程で、日本の大学の博士課程では得られない副次的なスキルが多くある(言語力や文化理解、人脈など)


比較的ネガティブな理由

・日本の大学の博士課程に通うお金がない。アメリカの大学院は給料が出るので、そういう面で恵まれている。また、給料が出るということは、その分厳しい競争にさらされるということで、自分の能力を向上させざるを得ない。

・これからの日本の大学の地位は間違いなく右肩下がりであり、人材保証という面で「日本の大学のPh.D」という肩書きが世界規模で輝くものではないという、大胆な予想。

博士課程に進学すると必然的にJASSOの奨学金などを借りなければならないが、借金してまで取得するほど、日本の大学の学位に価値があるとは思えない。


モチベーションの維持に苦労した


理系大学院留学のためには、90-100点が必要だった。

リスニングが弱点で、なかなかスコアが伸びなかった。それが全体のスコアにも影響した。


インターネットで見つけた梅田さんのサイトがよくまとまっていて、教材も質が高いものなのではないかと予想し、メールでコンタクトを取った。

英語学習へのモチベーションを失っていた時期だったので、藁にもすがる思いで連絡した。


小栗さんに起こった変化


梅田さんに出会って英語学習に対する意識が変わった。


ただ時間をかけるだけでは意味がないということ、以前から分かっていたつもりでも、徹底が甘かった。

とくにTOEFL攻略本は非常に良くまとまった指南書だと思います。

書店やネットに転がっているTOEFL対策法と比べても、顕著に高い質を誇ると思っています。


これからTOEFLを始める人にメッセージ


点数に関して申しますと、80点までの壁、90-100点までの大きな2つの壁があると思っています。


80点までは、単語を覚えてRとLを対策するだけで届くと思います(SとWはテンプレを覚えるだけでなんとかなる)。

ただ90点以上は生半可な覚悟では達成できないと思っています。

僕もテスト後に「90点以上はいったんじゃないかな」という感触を持てたときが何回かありましたが、結局届きませんでした。

そういう時は特にリスニングが悪かったです。


自分のレベル、性格に合った学習法を取るのが一番だと思います。

効率的な学習法を採用するのは当然ですが、最も重視するべきは「継続できるか?」という点だと思います。

私はこの点で甘かったです。

もっと自分の性格・精神状態に合った学習スケジュールを立てるべきでした。


アメリカの大学院の出願で大変だったことは何ですか?


TOEFLやGREだけでなく、総合的に大変でした。


一番精神的に追い詰められたのはTOEFLですが...。

Statementを書き上げるのがその次に辛かったです。

校正も含めて3ヶ月くらいかけて完成させました。


アメリカ大学院の出願で大事だったことは?


TOEFLやGREのpriorityはかなり低いです。理系の場合は、提示されている最低点をクリアさえすればいいと思います。


一番大事なのは間違いなく推薦状、それと志望大学の教授とのコンタクトでしょうか。

Scholarshipを持ってるかどうかも重要です。

というか、TOEFLの足切りをクリアしていて、推薦状と研究実績が水準以上ならどこでも受かるのではと思っています。

その次はCV。CV自体が重要というわけではなく、CVに書けるような実績ということです。

TOEFLやGREが重要だと思われがちですが、それよりも大事なのは、現在所属している研究室や大学で目に見える実績を上げる事だと思っています。

そうすれば教授とのコンタクトの際にも活かせますし、運が良ければ推薦状ももらえるかも?


小栗さんの夢を教えてください


化学や先端材料に関する研究を行う予定なので、その関連分野でのビジネスに関わりたいという思いが強いです。

特に着目しているのは、宇宙に関する分野です。宇宙が好きなので、化学や材料科学の力を使って、宇宙開発を前進させたいという思いが強いです。

ロールモデルとなる人物は、イーロン・マスクが最も近いです。


イーロン・マスクはPayPal社の前身であるX.com社を設立、その後、宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を起業

また電気自動車会社であるテスラモーターズ社に投資し、2008年10月には同社の会長兼CEOに就任した。

2006年には太陽光発電会社ソーラーシティを従兄弟であるリンドン・リーブと共同で立ち上げ同社の会長に就任した



留学したい理系に向けてアドバイス


どうしても英語が苦手という方は、「最低点だけクリアすればいいや」的な感じで対策してもいいと思います。

グローバル化が進んでいるので、これからは英語の価値がさらに上がってくると予想します。

しかし、専門力と英語力の重要性をあえて比較するとしたら、専門力の方が重要になってきます。

「英語ができない」というだけで諦めるのは勿体無いと思います。勉強したら最低限はなんとかなるかと。

ただ、英語と一生付き合っていく態度は、極めて重要だと思います。科学的に重要なfindingでも、世間・学界にその重要性をうまく伝えられなければ意味がありませんから。

発見者の表現力が乏しくて、科学的・人類に重要な発見が世間・学界から重要とみなされなければ、それは大きな損失です。

よほど重要な発見なら、表現力が乏しくても重要だと認識されると思いますが、人間の想像力・創造力には限りがあり、その時点でその発見が重要とみなされるかは、時代背景にも大きく左右されるからです。

日本人の英語力が不足しているせいで海外の研究者に手柄を奪われるケースも、ノーベル賞などを見ていても散見されます。

これは多くの日本人科学者が見落としている事だと思います(特に年配の方)。


あとはやはり精神的なものでしょうか。努力を継続できるかどうかが、最も重要なファクターだと思います。

ダメ元でも、コツコツ対策して出願すれば、意外と受かったりします。

諦めない事も肝心だと思います。


それと、情報をうまく取捨選択することです。

特に気をつけて欲しいのが、周りからのネガティブな雑音です。これにいちいち反応して間に受けていると、挑戦すらできません。

「この夢を追うなら、周りの雑音なんて気にならない」と思えるほどの夢を抱くのが、最も近道だと思います。


日本人からのアドバイスにも気をつけるべきです。

例えば、学位留学を目指す人が、交換留学生やポスドク留学している人のアドバイスを鵜呑みにしすぎるのは良くないと思います。

置かれる環境が違うので、参考にできない点も多いからです。

また、日本人で学位留学を目指す方というのは、高校から一流校に通っていた人が多いです。そういう方がおっしゃる「このテストはちょこっと対策すれば楽勝だよ」みたいなアドバイスも間に受けない方がいいかもしれません。

これは、あまり裕福ではない家庭に生まれ、中学~大学まで平凡な学校に通っていた方は、特に気をつけるべきです。才能の有無以前に、幼少時から現在までの教育的な下積みに圧倒的に差があるのです。

ただ、効率的・継続的に対策すれば、かならず達成できます。


「学位留学したい!」と思い立った日から意識するべき事は、英語学習に関してではありません。

「良い成績を取り、研究実績を残す」ということだと思います。

英語力があっても出願書類との相乗効果はあまり見込めませんが、研究実績があるなら、推薦状・CV・Statement・コネクションの質も自ずと高まります。

もう一つ重要な点は、「魅力的なバックグラウンドを持つ人間を目指すこと」だと思います。他人より優れた実績、他人と異なるバックグラウンドがあれば、それだけで魅力的な人間であるとみなされる傾向があります。

大学院のAdmissionだけではなく、奨学金申請にも役立つでしょう。


雑に一言で表すと、「人間・研究者として"総合的に"優れている人が勝ち残る」でしょうか。

総合的に、という点がポイントです。恋愛と一緒だと思います。


編集後記


小栗さんに初めてお会いしたのは2015年の暑い夏、池袋だった。

イケメンで好青年。

かといってカッコつけるようなことはせず、とても謙虚で真剣にアドバイスを求める姿勢が印象的だった

その半年前にはフランスに4か月間研究留学をされていて、とてもいい経験になったと教えてくれた。

今、現状で満足、安定を望む人が多い。

しかし、宇宙の事を考え常に科学している人には何か共通するエネルギーのようなものを感じる。

やはり日本、地球までも飛び出し広い視野と目標を持って生きているからだろうか。

もちろん彼にもその強い意志とエネルギー、そして何か閉塞感を抱くような現代を変えてくれるような希望を感じた。

研究で素晴らしい成果を残し、奨学金を獲得し、名門に合格した彼が言う言葉には説得力がある

今の日本、世界には彼のような若者が必要だ。

小栗さんのアドバイスは理系でこれから留学を目指している学生さんには是非参考にしてもらいたいことばかりだ。

小栗さんは2016年春にはアメリカでの生活をスタートされる。

私も彼のように夢のために留学したいという人、夢のためにTOEFLが必要という方を支援していきたい

と強く考えている。


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